過去から未来へ
岩瀬たけるは

同じ学年の隣のクラス

お昼には

「渚~飯くおうぜ」

こうして呼びに来る。

でも、過去を知ってる子は

どこか安心していた。

やっと前進めてるってね

「たける~まって~」

「渚…今なんていった?」

「たけるって…」

「したの名前たけるなの?いいの?」

「気にしない。たけの生まれ変わりかもしれないぢゃん?お昼いってくるね(^-^)」

そして、屋上来ていた。
絡み始めてから

約半年

惹かれつつあった。

「俺さお前の過去知ってるんだよね。」

「なんで?」

「俺とたけは中学の同級生。たけに任されてた。俺になにかあったら渚を頼むってそれでたけが亡くなった後藤堂渚って奴を探しまくった。そして、やっとお前をみつけた。」

「そうだったんだ…」

「俺、たけに安心して欲しいんだよ。何よりも渚が大事だったからあいつにとってみれば」

「うん…」

あたしはただ頷く事しか出来ずにいた

「俺、この半年ずっとお前と居て惚れてる事に気づいた。俺と付き合って?」

「たけもきっとこれなら安心するよね。こんなあたしでよければ」


「これから、よろしくな?」


「うん(^-^)」


たけ?あたしは
たけると付き合う事になったよ?

これが
たけの望んでた事だよね?

今、みてるかな?

たけ…

会いたいよ

けど

頑張るからね




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