14歳のちから
とっさによけて相手に狙いを定めると手に力を入れた。

「ぐぉぉっ!」


とおくに吹っ飛ぶナンパ男。


チャイムが鳴ると同時に私は逃げ出した。


でも実際私はこの後の授業をサボった。


そのまま家に荷物も持たずに帰った。


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「お母さん お母さん!!」

「あら、結衣、今日は学校早いわね」
「授業サボった!そんなことより...!」
「…もしかして手から風が出たとか」
「っ!なんでわかったの!?」
「結衣には話してなかったわね、
実は私たち山崎家は14歳になると・・・





魔法使いになるのよ。」

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