妹から彼女へ…。

そして、隆史と横浜で待ち合わせていた真実。予定より少し早く着いて駅前をぶらぶらしていた。

駅前は、沢山の人が居ていかにも休日モードになっていた
。

たまたま2、3軒歩いて居ると雄也に合いそうなブレスレットが売っていた。値段は、そんなに高くなく、まあまあの手頃価格。

シルバーで少し重みのある物。

『これ雄也に合うかもしれない。』

昨日のお礼として簡単にラッピングしてもらいバッグに入れた真実。

（喜んでくれたらいいな。）

彼女でもないのに少し浮かれ気味の真実。

この気持ちのまま駅前へ戻った。

すると…

『おーい、真実！』

ハスキーボイスが遠くから聞こえて来た。

振り向くと隆史が笑顔で手を振っていた。

『隆史！久しぶり！元気だった？』

『ああ！あれ、真実さ、何だか雰囲気変わったな。いい恋愛してるとか？（笑）』

『そ、そんな事ないよ（照）』

何気に鋭いなあ、男って…。（笑）

『そう？まあ話は、後で聞くからさ。とりあえず横浜は、俺がナビしていいかな？』

『お任せします！』

隆史は、真実の一言でテンションが上がっていた。（笑）