妹から彼女へ…。
雄也が早紀に自分の気持ちを打ち明ける頃、真実は、隆史の腕の中で泣き叫んでいた。つい、この前、雄也とのデートをした矢先にこの結果・・・。
真実の心の中では、失恋決定と思い込んでいた。
すると・・・。
『真実、大丈夫か?・・・少しは落ち着いた?』
『ごめん。・・・今日は、もう無理。心の充電切れちゃった・・。』
『俺が居る、充電なら幾らでもするよ、真実の為なら・・。』
『え?・・・たか・・し?』
それって・・・。
真実は、隆史の顔を見上げてみると、隆史の優しい瞳が真実の心を揺るがした。
『やっぱり、雄也でないと駄目?』
『え?何で、どうしたの?隆史?』
『ごめん、もう俺無理だ。・・・真実の事高校の時から好きだった。』
『へ?・・・ちょっ・・・。嘘でしょ?』
『嘘じゃない。俺、嘘付いてまで真実と一緒に出掛けないし、こんな事言うはずないし・・・。』
『真実が雄也を好きな事は知ってた。俺は、2人が好きならそれで良いと思ってた。でも、今日の状況も含めて、何だか自分の心の中で抑え切れなくなってきたんだ。
どうしていいか俺にも良く分からない。
でも、気持ちだけは言いたかった。』
『隆史・・・。』
『真実の心の中には俺の姿なんか映らないはずだよな。でも、それでも良いんだ。
俺が真実に出来る事してやりた。雄也より役不足かもしれないけど、少し考えてもらえないか?無理な事言ってごめん・・・。
真実が俺の初恋なんだ・・・。』
『あたし。・・・あたしは・・・。』
隆史の急な告白に戸惑う真実。
早紀の突然の気持ちに問い詰められてる雄也・・・。
彼らの恋愛事情・・。
また更に濃くなりそうな予感・・・。
これも神様の最後の悪戯なのか・・・。
春風が少しだけ肌に刺すようなそんな1日だった・・・。
真実の心の中では、失恋決定と思い込んでいた。
すると・・・。
『真実、大丈夫か?・・・少しは落ち着いた?』
『ごめん。・・・今日は、もう無理。心の充電切れちゃった・・。』
『俺が居る、充電なら幾らでもするよ、真実の為なら・・。』
『え?・・・たか・・し?』
それって・・・。
真実は、隆史の顔を見上げてみると、隆史の優しい瞳が真実の心を揺るがした。
『やっぱり、雄也でないと駄目?』
『え?何で、どうしたの?隆史?』
『ごめん、もう俺無理だ。・・・真実の事高校の時から好きだった。』
『へ?・・・ちょっ・・・。嘘でしょ?』
『嘘じゃない。俺、嘘付いてまで真実と一緒に出掛けないし、こんな事言うはずないし・・・。』
『真実が雄也を好きな事は知ってた。俺は、2人が好きならそれで良いと思ってた。でも、今日の状況も含めて、何だか自分の心の中で抑え切れなくなってきたんだ。
どうしていいか俺にも良く分からない。
でも、気持ちだけは言いたかった。』
『隆史・・・。』
『真実の心の中には俺の姿なんか映らないはずだよな。でも、それでも良いんだ。
俺が真実に出来る事してやりた。雄也より役不足かもしれないけど、少し考えてもらえないか?無理な事言ってごめん・・・。
真実が俺の初恋なんだ・・・。』
『あたし。・・・あたしは・・・。』
隆史の急な告白に戸惑う真実。
早紀の突然の気持ちに問い詰められてる雄也・・・。
彼らの恋愛事情・・。
また更に濃くなりそうな予感・・・。
これも神様の最後の悪戯なのか・・・。
春風が少しだけ肌に刺すようなそんな1日だった・・・。