妹から彼女へ…。
その頃、雄也は暫く黙っていた。早紀の真剣な顔が正直辛くて直視出来なかった。
でも、彼の心の中でこれ以上自分に嘘が付けない。もう心の中が限界来ていたのだった。
すると・・・。
『雄也君?・・・どうしたの?』
『早紀、・・・ごめん。』
『!?・・・え、ゆう・・や・・くん?』
早紀は一瞬凍りついていた。
『俺、早紀の気持ち応えられない。・・・いつの間にか真実の事気になっていて、あいつの事が頭から離れなくて気がついたら目で追っていた。』
『そんな。じゃあ、何であたしとキスしたの?嫌なら思い切り拒否すれば良いでしょ?・・・酷い、そんなの・・・。あたしがバカみたいじゃない。』
『ごめん、でも俺そんなつもりじゃないんだ。』
『そんなつもりってどういうこと?』
『俺、早紀から告白されてキスされて嬉しかったよ。でも、俺の中で早紀への気持ちが響かなかった。凄い嫌な奴だよね、ホントごめん。これ以上嘘ついて早紀と付き合いは出来ない。俺の中で早紀は大事な人だからさ。』
雄也の最大の決心だった。
それを聞いた早紀は・・・。
『何だ、ちゃんと言えるじゃない、自分の気持ち。』
『早紀・・・。』
『嘘だよ!!あたし、もう彼氏居るし。』
『え?・・・嘘だろ?』
『何言ってるの?あたしだよ?居ないわけないでしょ?き、今日だってこれから約束があるし・・・。』
そう言ってた早紀の言葉に嘘が見えた。
言葉の語尾がかすかに震えていた。
『だ、だから!これで終わり!!真実さんとお幸せにね!じゃあ、約束あるから行くね!!』
早紀は、雄也の前から去ろうとした時、彼女の手を掴んだ。
雄也が手を掴むと早紀は泣いていた。
『早紀・・・。』
『は、離して・・・。お願い・・・。あたしももう限界・・・。さよなら・・・。好きだったよ、雄也君・・・。バイバイ・・・』
早紀は、雄也の手を振りほどいて走って行った。
あまりにも唐突な出来事で悲しい終わり方をしてしまった事に雄也はどこか後悔していた。
でも、これが現実。
自分の中でこれで良かったとどこか無理矢理言い聞かせていた自分が居た。
そして、雄也の向かう先は、真実の家だった・・。
でも、彼の心の中でこれ以上自分に嘘が付けない。もう心の中が限界来ていたのだった。
すると・・・。
『雄也君?・・・どうしたの?』
『早紀、・・・ごめん。』
『!?・・・え、ゆう・・や・・くん?』
早紀は一瞬凍りついていた。
『俺、早紀の気持ち応えられない。・・・いつの間にか真実の事気になっていて、あいつの事が頭から離れなくて気がついたら目で追っていた。』
『そんな。じゃあ、何であたしとキスしたの?嫌なら思い切り拒否すれば良いでしょ?・・・酷い、そんなの・・・。あたしがバカみたいじゃない。』
『ごめん、でも俺そんなつもりじゃないんだ。』
『そんなつもりってどういうこと?』
『俺、早紀から告白されてキスされて嬉しかったよ。でも、俺の中で早紀への気持ちが響かなかった。凄い嫌な奴だよね、ホントごめん。これ以上嘘ついて早紀と付き合いは出来ない。俺の中で早紀は大事な人だからさ。』
雄也の最大の決心だった。
それを聞いた早紀は・・・。
『何だ、ちゃんと言えるじゃない、自分の気持ち。』
『早紀・・・。』
『嘘だよ!!あたし、もう彼氏居るし。』
『え?・・・嘘だろ?』
『何言ってるの?あたしだよ?居ないわけないでしょ?き、今日だってこれから約束があるし・・・。』
そう言ってた早紀の言葉に嘘が見えた。
言葉の語尾がかすかに震えていた。
『だ、だから!これで終わり!!真実さんとお幸せにね!じゃあ、約束あるから行くね!!』
早紀は、雄也の前から去ろうとした時、彼女の手を掴んだ。
雄也が手を掴むと早紀は泣いていた。
『早紀・・・。』
『は、離して・・・。お願い・・・。あたしももう限界・・・。さよなら・・・。好きだったよ、雄也君・・・。バイバイ・・・』
早紀は、雄也の手を振りほどいて走って行った。
あまりにも唐突な出来事で悲しい終わり方をしてしまった事に雄也はどこか後悔していた。
でも、これが現実。
自分の中でこれで良かったとどこか無理矢理言い聞かせていた自分が居た。
そして、雄也の向かう先は、真実の家だった・・。