godlh
「秀郎、お前さ、あのネットに書いてあったの、全部読んだ?」
「えっ・・・。」
そう言われれば、全部読んでない。“銀のナイフ”の事を知っただけで、勝った気になっていた。
ただ、それは間違いだったと、さっき気がついた。僕は何もする事が出来ずに、一方的にやられるだけだった。
「やっぱりな。」
「ナイフは、このままじゃダメなんだよ。」
「えっ!?」
「まぁ、ここじゃどうにも出来ないし、とりあえず家に来いよ。」
< 107 / 206 >

この作品をシェア

pagetop