godlh
 「でもさ、俺が持ってたら意味があるよね。」
 いつの間にか、惟はあいつの後ろに回り込んでいた。
 「死神もさ、一応、神様なんだから、そんなに感情を露わにしちゃダメだよ。もっと、大人にならないと・・・。」
 「き、貴様・・・。」
「だいたいさぁ、ナイフが一本って思ってたみたいだけど、それ、考えが足りないよね?」
「おまけに秀郎以外は、本当に気にかけてなかったみたいだね。愛内に鏡を用意させたのは、意味なかったかな。」
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