godlh
「死神にこんな事をして、タダで済むと思うなよ。」
どす黒い血のような液体が、惟の足元に大量に拡がっていた。
「でも、この状態から何か出来るとも思えないけど。」
さらに力を込めた。ナイフが、ほとんどあいつの体に飲み込まれた。
「ぐわぁっ。」
どちらが死神かわからないくらいに、立場は逆転しているように見えた。
< 190 / 206 >

この作品をシェア

pagetop