godlh
つまづいてはいけないもの
生まれてはじめての事だ。もっとも、普通に中学生をやってたら、尾行なんてする事なんて、まずあり得ないから当然だけど・・・。
あいつが、角を曲がる度に僕は、口の中が信じられないくらいに渇くのを感じた。僕がその角を曲がった瞬間、そこにあいつがいるんじゃないか、そんな恐怖にかられた。
微妙な距離を保ちながら、僕の尾行は続いた。
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