オオカミさんと子リスちゃん
そんな時、何の前触れもなく突然風が吹き、さっき掃いてひとまとめにしておいた枯れ草やごみが舞い上がり散乱してしまう。
私のストレートのロングの髪が風に舞い、くちゃくちゃに乱れてしまう。
それは突然の出来事だった。
ブラシは教室に置いてあるカバンの中。
とりあえず手ぐしで乱れた髪を直そうとした。
「い……たっ!!!」
いきなり、片方の目に激痛が走る。
これはマジヤバイかも……。
さっきに風で舞い上がった砂ぼこりが、どうやらコンタクトレンズをつけた目に入ってしまったらしい。
私の視力は裸眼で0.3しかない。
中学までは眼鏡をしていたが、眼鏡はすぐ曇ってしまうので、不便だった。
高校入学を機に思いきってハードコンタクトに変えたのだ。
しかしハードコンタクトの難点は、砂ぼこりとか少しの異物が入っただけで、すぐに目が痛くなるのだ。
私は激痛で涙目になり、目をこすった。
その時、何か違和感を感じる。
……あれ!?視界がぼやけているような……これは
もしかして……。
慌てて、スカートのポケットから鏡を取り出す。
……なっ……ない!?……ない!!!
……いや、これは何かの間違い……気のせいだよね!?
しかし何度鏡で瞳を確認しても、片方の目にコンタクトレンズはなかった。
……いや……待てよ。もしかしたら制服に張り付いているのかな!?
何度確認しても見つからない。
その場にしゃがみ、見つかるのを期待して地面をはうようにコンタクトレンズを探す。
私のストレートのロングの髪が風に舞い、くちゃくちゃに乱れてしまう。
それは突然の出来事だった。
ブラシは教室に置いてあるカバンの中。
とりあえず手ぐしで乱れた髪を直そうとした。
「い……たっ!!!」
いきなり、片方の目に激痛が走る。
これはマジヤバイかも……。
さっきに風で舞い上がった砂ぼこりが、どうやらコンタクトレンズをつけた目に入ってしまったらしい。
私の視力は裸眼で0.3しかない。
中学までは眼鏡をしていたが、眼鏡はすぐ曇ってしまうので、不便だった。
高校入学を機に思いきってハードコンタクトに変えたのだ。
しかしハードコンタクトの難点は、砂ぼこりとか少しの異物が入っただけで、すぐに目が痛くなるのだ。
私は激痛で涙目になり、目をこすった。
その時、何か違和感を感じる。
……あれ!?視界がぼやけているような……これは
もしかして……。
慌てて、スカートのポケットから鏡を取り出す。
……なっ……ない!?……ない!!!
……いや、これは何かの間違い……気のせいだよね!?
しかし何度鏡で瞳を確認しても、片方の目にコンタクトレンズはなかった。
……いや……待てよ。もしかしたら制服に張り付いているのかな!?
何度確認しても見つからない。
その場にしゃがみ、見つかるのを期待して地面をはうようにコンタクトレンズを探す。