オオカミさんと子リスちゃん
手汗で湿気た手で屋上へと続く扉をゆっくり開けた。
見渡すが誰もいない。
……まだ、来てないのかな?
体を360度回転させるが、やっぱりいない。
とりあえずフェイス越しに待つことにした。
グラウンドを見ると、サッカー部や陸上部の人達が練習している。
私は帰宅部なので、委員会がない限り放課後学校に残ることなく帰っている。
屋上から見る景色もなかなかいいものだ。
青空に浮かぶ綿菓子のような雲の動きをぼぉっと眺める。
「きゃっ!」
突然背後から腹部に腕が回されたため、私はびっくりして飛び上がる。
ゆっくり首だけ動かし後ろを見ると、眉をしかめ不機嫌そうな表情をした大上さんが立っていた。
見渡すが誰もいない。
……まだ、来てないのかな?
体を360度回転させるが、やっぱりいない。
とりあえずフェイス越しに待つことにした。
グラウンドを見ると、サッカー部や陸上部の人達が練習している。
私は帰宅部なので、委員会がない限り放課後学校に残ることなく帰っている。
屋上から見る景色もなかなかいいものだ。
青空に浮かぶ綿菓子のような雲の動きをぼぉっと眺める。
「きゃっ!」
突然背後から腹部に腕が回されたため、私はびっくりして飛び上がる。
ゆっくり首だけ動かし後ろを見ると、眉をしかめ不機嫌そうな表情をした大上さんが立っていた。