オオカミさんと子リスちゃん
お昼が近くなってきたので、ひとまず、
席を場所取りして、館内を出た。


館内と違い、地獄のような蒸し暑さ。


お昼を食べに、近くのファーストフードの
お店に入った。


2人で、バーガー類のセットを注文し、
食べ物ののったトレイを持って、空いてる
席に着いた。


私が、先に席に座り、大上さんは向かいの
席に着くと思いきや、私の隣に座ってきた。


「な、何で、私の隣なんですか?」

「いいじゃん。
大好きな子リスちゃんの隣、座りたいん
だから。
そんなに照れなくても。」

「べ、別に、照れていません!」


仕方なく、そのまま、隣同士で座らされる
羽目になった。


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