オオカミさんと子リスちゃん
おまけに、今度は、私のストローがさしてある
ジュースを勝手に飲んでいた。


「美味しいわ。
こっちも飲む?」


と言って、大上さんの飲み物を私に
渡してきた。


完全拒否するも、

「こっちも、美味しいから。」

と、強引に私に紙コップを持たせてきた。


仕方なく、大上さんの飲んでいた、ストローに
口を付けた。


『間接キス。』

にドキドキする。


ドキドキに耐えられず、一口飲んで、返した。


「っ、ね。
こっちも、美味しいでしょ。」


聞かれるも、

「そっ、そうですね。」

曖昧な返事をした。


< 52 / 112 >

この作品をシェア

pagetop