オオカミさんと子リスちゃん
しばらくして、鳴海は、

「大上先輩は、亜梨朱のこと、一筋ですね。」

「当然!なのに、子リスちゃんはなかなか
好きなくせに、好きって言ってくれなくて。


「…、別に好きじゃありません。」

「照れて、正直じゃないよな。」

と言って、私の頭を撫でてそのまま大上さんの胸に引き寄せた。
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