オオカミさんと子リスちゃん
初キスがあっさり奪われてからというもの、
屋上や、非常階段、空き教室…。


ところ構わず、大上さんは私にキスを
するようになってきた。


私は、何度されようとも、ドキドキしっぱなし。


そういう状況の中、ドキドキしつつも、
もう一人の自分は、大上さんに合う度に、
期待している自分もいた。
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