オオカミさんと子リスちゃん
「痛っ!」
首筋に痛みが走った。
それが、2・3度続いた。
「もしかして…。」
「よしよし、これで、ばっちり!」
満足そうに、私の首筋を眺めていた。
あわてて、起き上がり、ポケットの鏡を出し、
首筋を確認する。
「思っいきり、首、赤いじゃないですか。
これじゃ、文化祭の服、着れないじゃない
ですか。
もしかして…。」
「作戦!今日は、保健室でお休みしよ。」
大上さんは、ニコリと笑を浮かべた。
「あの~、指の怪我も嘘?」
「嘘じゃないよ、ココ」
左手の人差し指を見せてきた。
その指には、バンソコウが貼ってあった。
「私、大怪我したのかと思って、
慌てて来たのに…。」
「痛くて、子リスちゃんに慰めてほしかった
から。」
嘘っぽい笑いをしていた。
首筋に痛みが走った。
それが、2・3度続いた。
「もしかして…。」
「よしよし、これで、ばっちり!」
満足そうに、私の首筋を眺めていた。
あわてて、起き上がり、ポケットの鏡を出し、
首筋を確認する。
「思っいきり、首、赤いじゃないですか。
これじゃ、文化祭の服、着れないじゃない
ですか。
もしかして…。」
「作戦!今日は、保健室でお休みしよ。」
大上さんは、ニコリと笑を浮かべた。
「あの~、指の怪我も嘘?」
「嘘じゃないよ、ココ」
左手の人差し指を見せてきた。
その指には、バンソコウが貼ってあった。
「私、大怪我したのかと思って、
慌てて来たのに…。」
「痛くて、子リスちゃんに慰めてほしかった
から。」
嘘っぽい笑いをしていた。