オオカミさんと子リスちゃん
数日後の夕方、スマホのバイブが振動した。


大上さんからの電話だった。


「もしもし、俺だけど、今から会えない?
…、ていうか、すぐに、公園に来て。」

一方的に話、切れた。


『大上さんは、本当に自分勝手だ。』

と思いながら、急いで、公園へ向かう。
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