【完】神様のうそ、食べた。
カーテンも取り払われて、ベット以外は段ボールが壁に並べられている部屋。
真っ暗にしても、外からの明かりが入ってきて、淡く部長の体を浮き立たせる。
緊張して指が震えて上手く脱げない私の手を取り、一緒に脱ぐのを手伝ってくれた。
額から頬、頬から首筋、首筋から肩。
流れるように部長の唇が私の体に触れていく。
声を我慢しようと唇を噛むと、耳を舐められて邪魔された。
甘い陶酔が身体中を支配して、
思考や理性が奪われていく。