儚いセカイ




にしても本当に長い。




周りには誰もいない。




いや、ひとり…いるか。




先ほどから気配を消してるつもりかは知らんが、うしろをついてきている。




私が後ろを向けば草むらを利用して隠れる。




まるでかくれんぼをしてるような気分だ。




< 16 / 17 >

この作品をシェア

pagetop