四季。彼と生きた青春
『これやるよ』
『えー、なになに?…えー!タネ入ってるやつじゃん!違うよこれじゃない!!干し梅はこれじゃない!これは梅干し!』
『同じだろべつに』
『ちーがーうーのー!わかってない!平良ぜんぜんわかってなーい!』
『うるせぇな。じゃあいらねぇの?』
『いらないなんて言ってない!でもちがうの!これじゃないの!もー!』
『あぁもうほんっとうるせぇ!いちいち感嘆符がうぜえんだよ!いいから黙って食えよ!味は同じだろ!?』
『ちーがーうーのーーー!』
『うるせぇーーー!!!!』
謝るまでずっと言い続けるって誓った。