あの子になりたい





「はい。」





声がする後ろを振り向くと





消しゴムを持ってる拓馬。





「あ、ありがと。」





まさか拾ってくれると思ってなかった。





それだけなのに少し嬉しいのはまだ拓馬が好きだから。





拓馬はただのクラスメイト。





春樹は彼氏。






分かってるはずなのにな...。



< 48 / 82 >

この作品をシェア

pagetop