あの子になりたい
幸せ
「あのさ。2人とも俺の存在忘れねぇ?」
あ、忘れてた。
拓馬がいたこと。
「忘れてねぇって!」
春樹は笑って言った。
「でも、よかったな。」
ポンッ
拓馬は笑いながら私の頭に手を置いた。
ガシッ
「おい!お前勝手に触ってんじゃねーよ。」
春樹は拓馬の腕を掴んで睨みつけた。
「ハハッ春樹、早速やきもちかよ。」
拓馬は私の頭から手を離した。
...やきもち?
今のやきもちだったの?
「春樹、かわいいー。」
私は春樹のほっぺをツンツン触った。