ヒマワリ君の甘い嘘
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それから一週間。
今日も日向くんはお休み。
日向くんが学校を休んで、これで六日目になる。
さすがに、高崎くんも心配みたい。
いつもそわそわしてる感じがするし、何度も何度もケータイを確認する姿を見かけた。
先生に理由を聞いても、個人情報だから無理、とキッパリ断られてしまった。
日向くんに、何かあったのかな…?
「ちょっと〜!葵生くんまた休みー?なんで学校来てくれないの〜!」
苺ちゃんたちが、本人不在の席に向かって話しかける。
「いじめとか?それは流石に無いよね〜!もしいじめるとしたら苺とか?」
「やめてよもー!そんなことしないってば〜。…あ、ねぇ立花さん。何か知ってる?」
きゃっきゃっと盛り上がる女子の会話の途中で、急に私に問いかける苺ちゃん。
え!何故そこで私に振る!?
なんでみんな私に聞いてくるんだろう、
私も気になってる一人なのに…。
「ごめん、知らないや」
「そっかぁ…ちぇ。つまんなーい!」