哀しみの瞳
理恵がまごころ園に戻ったら、園長先生他に遅番の職員さんと早番の先生方も一緒に事務所に集まってくれていた。



(園長)
「理恵ちゃん!御帰り!みんな待ってたのよ!どうだった?小林先生の話しは…」


(理恵)
「ええっ、いつもと一緒!私、他の人より免疫少ないから、何事にも、気を付けなさい!って、その事をよくよく注意受けてきたんです。それだけ。小林先生って本当細かいんだから!」


(園長)
「小林先生も理恵ちゃんの事となると、何か聞いてると、普通の患者さん以上ね?でも、理恵ちゃん!本当に大丈夫なの。みんなも、心配してるのよ!ねぇ!皆さん?」職員の人達全員、首を振っている。


(理恵)
「皆さん、いつも心配かけてすみません!この通り、大丈夫ですからぁ!…それより、由理と秀一は?」


(園長)
「ああっ、遊技室で二人一緒にいるわ!由理ちゃんね、もう、しゅうちゃんのこと分かるみたい。ちよっとぐずっていたけど、ミルク飲ませて、寝かせてたわよ。しゅうちゃんね、由理ちゃんの事、可愛くて仕方ないのね!」
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