哀しみの瞳

秀一１５才～由理１０才


由理が何故かしょんぼりと、帰って来た。


（美佐子）
「由理ちゃんお帰り！あらっ、由理ちゃん、どうかした？」


（由理）
「おばさんただいまぁ！んんっ、何でもないよ！宿題あるから、部屋行くね…」



（美紀）
「由理ちゃん！お帰り！おやつ食べるぅ？お姉さんと、ケーキ一緒に食べようか？」



（由理）
「ううん、今日は要らないの、有難うね、美紀さん！」


（美紀）
「あれぇ！どうしたのかしらね？今日の由理ちゃん、へんね？ねぇ、母さん？」



（美佐子）
「入って来た時から、様子おかしかったもの。こりゃまた、秀ちゃん、どうなるか！」


（美紀）
「また、一悶着おきそうね？母さん、秀ちゃん、由理ちゃんのこととなると、もう誰にも止められないからね。もう怖い位で、秀さんにもどうする事もできないものねぇ！（貴方は、黙っててください！）ってすぐ言うもんね」