哀しみの瞳
学校の帰りに二人は、バスに乗らずにその日は、歩いて帰ることにした。


(秀)
「秀一には、今具体的にしたい事とかないのか?お前のことだ。何か考えがあるのだろう?」


(秀一)
「僕が〇〇高校を選んだのは、気付いているでしょう!由理の行っている小学校とこれから行く中学校の近くだから、そこにしたまでのことです。ただそれだけの理由です。」



(秀)
「やっぱり、由理のことか!そうかなと思ってたよ!でも、それでお前は、良いのか?勉強の事も大切だぞ!塾へでも行くのか?考えているのだろう?そういう事も」



(秀一)
「お願いしようと思ってました。自分で探していたんですが…高校の入学と同時に〇〇塾がいいんじゃないかと思ってますが…いいでしょうか?」



(秀)
「部活とかは、どうする?サッカー続けるんじゃあないのか?」



(秀一)
「サッカーは続けますよ!好きですから。塾とは、ちゃんと両立しますから」



(秀)
「そっか!そこまで自分で考えているんなら、思った通りにすればいいっ、塾のことも手続きの時に、また言えよ!書類書かないといけないはずだから。」



(秀一)
「すみませんが、じゃあ宜しくお願いします」
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