哀しみの瞳
東北大の二次試験も、無事終わり、本人は、合格発表されるまでは、と至って慎重に構えているものの、自信は、うかがえた。
一方、由理といえば、だんだんと秀一との別れる日が近付いてきて、落ち着きが無くなってきていた。
3月7日~東北大 発表の日~
時代が時代である。パソコンで検索する事になっていた為、結果は直ぐにわかった。
その日の夕方
(秀)
「秀一?私立の方へは、行きたくないのか?お前が言ってたあの大学の手付金は、納めてあるから、そこへ行くことも出来るんだぞ!国立にこだわらなくても、いいからな!」
(秀一)
「いえっ、僕は、最初から、言ってた通り、東北大へ行きます。また、準備大変ですけど…お願いします。」
秀は、秀一が、何処となく、元気がないように見えてしまう事が、少し気になっていた。
一方、由理といえば、だんだんと秀一との別れる日が近付いてきて、落ち着きが無くなってきていた。
3月7日~東北大 発表の日~
時代が時代である。パソコンで検索する事になっていた為、結果は直ぐにわかった。
その日の夕方
(秀)
「秀一?私立の方へは、行きたくないのか?お前が言ってたあの大学の手付金は、納めてあるから、そこへ行くことも出来るんだぞ!国立にこだわらなくても、いいからな!」
(秀一)
「いえっ、僕は、最初から、言ってた通り、東北大へ行きます。また、準備大変ですけど…お願いします。」
秀は、秀一が、何処となく、元気がないように見えてしまう事が、少し気になっていた。