哀しみの瞳
由理は、その日は、なかなか寝付けなかった。



今まで15年間、ずっとしあわせに生きてきた。何不自由なく、育ってきた事は、由理が一番良く分かっていた。

しかし、心の片隅に、本当の親は?今頃どうしてるのだろう!という事が頭から、離れないのも、正直なところである。



でも、今は、今のしあわせを大切にしよう!と思う由理であった。
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