哀しみの瞳


(由理)
「その答えは、今直ぐにしないといけないの?……
父さんは、由理が、その人達の所へ行った方が良いって、思ってる?……そうなんだね?」


(秀)
「そうだよ!……秀一がたとえ、どうっ思っても、どう言ったとしても、父さんの気持ちは…変わらないよ!どれだけ寂しくても、父さんは、我慢できるから…」


(由理)
「しゅうに……話してから、決めたい!」


(秀)
「そうだな………」


由理は、秀一の居る部屋へ入って行った。
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