哀しみの瞳
秀は、由理の居る病室の前に立っていた。



果たして、俺を見て……由理は……声を出してくれるのであろうか?



由理??何故、今君は、言葉を無くしてしまったんだ?



この四年もの間……何を想い生きて来たんだ?


苦しみ…また悩みどれ程の孤独の中を生きてきたのか?


今暗闇のどん底なのか?………そうなのか?
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