・約束・2
♪♪♪・・・


「はい・・・あっ坪井さん」

電話の相手は、雅也のマネージャー坪井さんのようだ。



「えっ?何で?!ちょっと待ってよ・・・」



・・・何やらモメてそうだなぁ・・・



「雅紀、あっちで遊んでようか」


私は隣りの部屋へ雅紀を連れて席を外した。




「ママぁ・・・パパといつになったら
 同じお家に住めるの?」




「・・・そうだね。もうじきよ」



「嬉しいなぁ」



長い時間、雅也は坪井さんと電話でやり取りしていた。
オフなのに、ワザワザ連絡をしてくるなんて
余程の事なんだろうな・・・


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