・約束・2
「だって・・・」
「今のは、単なる口止め料!」
そして、村上君は私の耳元で囁いた。
「嫌がらせするなら、雅也からアンタを奪ってるよ」
エレベーターの扉が開いた。
「着いたよ。降りないの?」
「あ・・・降りる」
村上君の言葉が、耳に残って離れない。
・・・どういう事・・・
村上君は、子持ちの私なんかには興味ないハズでしょ?
憧れの雅也と結婚した私にムカついてるんでしょ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「いらっしゃいませ」
「お世話になっております。瀬戸川さんとお約束をしています
小田と村上です」
村上君がしっかり話したので、急に男らしく頼りになる人に見えた。
「では、こちらで少々お待ちください」
通された部屋で、私たちは2人で暫くの間黙ったまま。
「今のは、単なる口止め料!」
そして、村上君は私の耳元で囁いた。
「嫌がらせするなら、雅也からアンタを奪ってるよ」
エレベーターの扉が開いた。
「着いたよ。降りないの?」
「あ・・・降りる」
村上君の言葉が、耳に残って離れない。
・・・どういう事・・・
村上君は、子持ちの私なんかには興味ないハズでしょ?
憧れの雅也と結婚した私にムカついてるんでしょ?
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「いらっしゃいませ」
「お世話になっております。瀬戸川さんとお約束をしています
小田と村上です」
村上君がしっかり話したので、急に男らしく頼りになる人に見えた。
「では、こちらで少々お待ちください」
通された部屋で、私たちは2人で暫くの間黙ったまま。