・約束・2
出口に向かうオレに、坪井さんが忠告した。
「雅也、雅紀くんの存在は未だ公表してないんだからな。
撮られないように気をつけてくれよ」
「・・・分かってる」
店を出て、タクシーを拾い春夏の会社へ向かう。
「*****本社まで」
春夏は、まだ百合子と一緒でタレント置いて出れないのかな・・・
今夜だって仕事の延長みたいなモンだしなぁ・・・
店から会社まで、思ったより時間もかからずに到着した。
タクシーを降りて、ロビーを通り託児所のドアを開けた。
「すいません、雅紀を迎えに来ました。具合どうですか?」
オレに声をかけられ、振り向いた保育士はビックリした顔をしている。
「大木・・・さん、ホントに来てくれたんですか?」
「はい。親ですし」
「アッ・・・あぁ・・・そうでしたよね。スミマセン」
雅紀を抱きかかえ、少し保育士さんと日頃の雅紀の事などを
話していると、突然ドアが開いた。
「遅くなりました!」
春夏が息を切らせて入って来た。
「雅也、雅紀くんの存在は未だ公表してないんだからな。
撮られないように気をつけてくれよ」
「・・・分かってる」
店を出て、タクシーを拾い春夏の会社へ向かう。
「*****本社まで」
春夏は、まだ百合子と一緒でタレント置いて出れないのかな・・・
今夜だって仕事の延長みたいなモンだしなぁ・・・
店から会社まで、思ったより時間もかからずに到着した。
タクシーを降りて、ロビーを通り託児所のドアを開けた。
「すいません、雅紀を迎えに来ました。具合どうですか?」
オレに声をかけられ、振り向いた保育士はビックリした顔をしている。
「大木・・・さん、ホントに来てくれたんですか?」
「はい。親ですし」
「アッ・・・あぁ・・・そうでしたよね。スミマセン」
雅紀を抱きかかえ、少し保育士さんと日頃の雅紀の事などを
話していると、突然ドアが開いた。
「遅くなりました!」
春夏が息を切らせて入って来た。