笑顔になあれ
廊下に連れ出された私

前に立っているのはケバケバメイクの先輩方。

私は嫌な予感しかしなかった。

「花巻さんよね?」

冷たい圧のかかった声が聞こえる。

幸い私はマスクとメガネ顔はあまり見られてないだろう。

「あんたみたいなブスで地味なやつが朝霧くんと付き合う資格なんて無いのよ!」

そういった。そんな事分かってるのに
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