王子に恋をした
そんな事を思いながら、トボトボと校門を潜ると
ドンっと誰かとぶつかってしまった。
「いったぁ…」
ぶつかった所をさすっていると
「大丈夫?」
前から声がした。
前には、栗色のサラサラの髪をした、すごくイケメンな人が立っていた。
心配そうな顔をしながら、私に手を差し伸べている。
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