繋がらない糸。
始まり。

想い。



―受信:ケン―

じゃあ一緒に涼みに行こうよ♪


思いがけないメールだった。


アタシが?
お店のお客さんと遊びに行く?



アタシ自身
1回お客さんと付き合って
失敗してから
お客さんとプライベートで遊ぶのは
避けていた。


何より
アタシは人を信じる事ができなくなっていたから。


―送信:ケン―

ん〜
暑いしね。
いいよ〜☆



1度くらいいいか。
別に悪い人じゃなかったし
問題ないでしょ。

そう思い
アタシはケンの誘いに乗ったんだ。
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