繋がらない糸。


それから
約束通りデパートに行き
何をするわけでもなく

アタシとケンは
話し続けたんだ。


不思議と会話が止まる事はなく
次から次へと
話題がでる。



残りの夏をどう過ごすとか
今までどんな人生を送ってきたとか。


そしたら
あっとゆう間に
時間は過ぎ
デパートの閉店時間になってしまった。

「これからどうする?」


車に乗りこんだアタシ達は
まだ帰る雰囲気はサラサラなくて
場所をどこに変えるか悩んでた。


『アタシの家の近くにキレイな公園があるんだ。そこに行かない?』
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