繋がらない糸。
電話。
仕事から2日後
基本無職に近いアタシは
その日も
グータラ過ごしてた。
小さい頃は
色々な事でグチャグチャしてた家族も
今では仲が良いの。
何より
アタシの最大の味方でいてくれる両親が
アタシは大好きなんだ。
だから両親と一緒に
居間で
テレビを見てた時だった。
―♪♪♪♪♪―
不意にアタシの携帯が鳴って
サブ画面で相手を確認した。
だけど、
そこには見る事がないと思っていた名前が記されていて
本当に驚いたのを
今でも覚えてる。