貴方の『物語』に、私はいますか?
他のホストクラブと
変わらないのは
お客さん。
『やばっ
地響きめっちゃおるやん笑』
『やばいなぁー笑
ひまりも地響き予備軍やと
思うー笑』
私たちは 体型が大きい女性の
ことを 地響きと呼んでいた。
そんな事を話してたら
こっちの席どうぞと
私たちは 案内された。
席で待っていたら。
黒いスーツに
着替えたニコイチの
ホストが 最初に席に着いた。
『改めて。はじめまして。
俺、たける。』
『はじめましてー。
俺、はる。』
2人とも スーツが とても
似合っていた。
『何呑む?』
『ひまりはー カシオレ。』
『私はー コーラー。』
そういうと
たけるとはるは
他の空いてるプレイヤーを
呼んで 私たちのドリンクを
注文してくれた。
『そーいや
俺たちも呑んでいい?』
『いいよー』
たけるが ホスビー二つお願いします
と 注文した。
『ねぇねぇ
ホスビーってなに?』
『あっ
ホスビー?
ホストビールってことだょ!』
『そーなーんだー。』
そんなことを言いながら
呑んでいたら
『たけるくん、はるくん
お願いします。』
お店のマネージャーで
あろう人に たけると
はるが 呼ばれた。