この会社には野獣が居ます
バン!
思いっきり壁を叩く東城さん かなり怒ってる
「俺の子じゃなかったら誰の子だよ!俺以外の奴に抱かれたのかよ!」
言葉が出なかった
自分が一番わかってるでしょ?
私の体には いつも東城さんが付けたキスマークが付いていた
抱かれるようになってから 一度も消えた事は無い
それでも疑うの?
涙がポロリと落ちた
私を抱きしめ 優しい声で呟いた
「優。俺の子だろ?」
一度 泣いてしまえば もう止める事は出来ない
泣きながら頷いた