この会社には野獣が居ます
ギク!




背中に冷や汗が流れた
でも ばれてしまったら仕方がない!




「東城さんが相手しないから 私にしわ寄せが来たんです。質問に答えて下さいね。」



紙を見ながら言う




「彼女は居ますか?」



「さ~な。適当に言っとけよ。」




誰のせいで 大変な目にあってると思ってるのよ




「じゃ~ 居ない。じゃー次は・・」




「ちょっと待て!何で居ないんだよ!」



何でも良いって言ったじゃない
そんなに怒って睨まなくても良いじゃない




「だって 居ない方が喜ぶでしょ?本当はいたんですか。じゃー居る。」




「いねーよ!バカ!」




どっちにしても怒るんだったら 何も言わないでよ!




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