この会社には野獣が居ます
「寝るんだったら こっちで寝ろ。」




腕を引っ張られ起こされる フラフラしながら1枚ひいてある布団へ
私が寝ても良いのだろうか?



回転しない頭で考えても 結果は出て来ない
そのまま 布団に倒され目を閉じ 上布団が掛かるのを待った



ん?なかなか掛けてくれない 自分で掛けろって事かな~目を半分開くと布団の代わりに東城さんが覆いかぶさって来た



へ?



「警戒心無さ過ぎだろ。」



そう言いながら 浴衣の隙間から手を忍ばせ 胸に触れる



「ひゃ!」



何が起こってるのか理解できず 硬直状態の私



反対の手も浴衣の中に入れ胸が見えるぐらいまで浴衣を開いた
私の足の間に膝を入れる



どうして こうなった?
一気に酔いが覚めて来る





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