この会社には野獣が居ます
力尽きた俺達は抱きついたまま 床に座った



俺にもたれる高橋の重みが嬉しい




「どーして・・・  キス・・」



ん?小声で言ってるけど 言いたい事はわかってる



この間はやってる時はキスしなかった
でも 高橋が寝てる時にキスしたんだよな~



「初めてじゃねーし。この間もした。」



黙ってれば気付かれないはずなのに なかった事にしたくない俺は言った



顔をパッと上げて



「夢じゃなかったんだ・・・」




どうやら気付いてたみたいだな



高橋の首に手を回し唇を押し当てた



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