この会社には野獣が居ます
ゆっくりドアを開ける



そこには きっちり化粧された彼女
私なんて寝起きで 化粧も取らずに寝てて肌はぼろぼろ 最悪だ



私を見るなり笑顔の彼女



もう謝るしかない



「こんにちわ。私 東城 渚。よろしくね。」




東城渚・・・東城
一気に血の気が引いて行く



でも これで納得が行く
東城さんが人気なのに彼女を作らない理由



だって 奥さんが居たら彼女なんて作らないよ!



「こんにちわ。高橋です。」




何言って良いか わからない
視線を合わせられない




頭が真っ白になった
何考えて良いか わからない




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