トライアングル~永遠を君と~

『もちろんですよ?僕も深雨先輩と話したいですしw』



送信すると、すぐに既読がついた。



『そっか…よかったぁ…』



あれ、なんか…



『深雨先輩、どうかしましたか?』



いつもより元気がないように思えた。



気のせい…?



でも、既読はついてるのに返事がなくて。



いや。



僕はそんなに心の狭い男じゃないし…



5分経った。



10分経った。



「…地雷踏んだとか?」



『先輩、すみません!僕の気のせい、ですよね?』



慌てて打ったのはそんな言葉。



すぐに既読がついた。



『その、ごめ…ちょっと涙で…』














< 72 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop