トライアングル~永遠を君と~
『もちろんですよ?僕も深雨先輩と話したいですしw』
送信すると、すぐに既読がついた。
『そっか…よかったぁ…』
あれ、なんか…
『深雨先輩、どうかしましたか?』
いつもより元気がないように思えた。
気のせい…?
でも、既読はついてるのに返事がなくて。
いや。
僕はそんなに心の狭い男じゃないし…
5分経った。
10分経った。
「…地雷踏んだとか?」
『先輩、すみません!僕の気のせい、ですよね?』
慌てて打ったのはそんな言葉。
すぐに既読がついた。
『その、ごめ…ちょっと涙で…』