トライアングル~永遠を君と~
『1人で抱えると余計辛くなりますよ?僕はなんでも聞きます。深雨先輩の本音も弱音も…だから、話してください。お願いします…』
なんで、こんなに親身に言ってくれるんだろう。
私はまた、ポロポロと涙を流した。
『僕が先輩の毒吐き場になります。僕が先輩の居場所になります。だから…泣かないでください…。』
ひとつひとつの言葉が胸を暖かくしてくれる。
秀くんの放つ、不思議な言葉たち。
『うん…ありがとう、秀くん…』