先輩に一目惚れしました。

陽介Side
冷たくしすぎちゃったな。謝らないと。
ちょっと百花ちゃんの事を聞いてしまった。ちょうど一年の廊下を通りかかった
時。
｢なあなあ、最近柊可愛くなったよな！いつも可愛いけどさ、
でもちょっと違うくね？！｣
｢ああ！俺も思った！あれ、絶対好きな奴出来た雰囲気だな！
誰だろー。あんな可愛い子だから、イケメンな奴だろうな！くそっ｣
百花ちゃんのクラスを覗いてみたらすごく仲良さそうな男子が居た。
それを見て無性にイライラした俺は百花ちゃんに冷たく当たってしまった。
めっちゃ一緒に帰りたかったのに。
暗いオーラを出しまくって居ると
｢陽介ー、早く謝ってこいよ。｣雄大が急かす
｢分かってるよ。｣
｢やきもちやきめ。｣
｢そうだよ。｣
｢おっ、認めた！｣からかってる
｢お前からかってるのか、なんだよ！｣
｢陽介が怒った！こえーこえー｣キャーと言いながら逃げて行った。
なんだあいつ。
謝りに行こう。