愛しのSuper Star 〜運は天から降ってくる
降って来た運
「…チ、まち」
ん?なんか聞こえる。
「…どまち!」
どまち…?何それ。
「おい!
門町!!」
「うぇ!?は、はい!!!」
耳にジーンと響くような叫び声でビクッと身を起こした。
「お前いい加減にしろ!授業中だぞ。」
そう言って鬼の形相でこっちを見る、担任の加藤先生。
ちなみに門町(かどまち)とは私の苗字だ。
「す、すみません…。」
今は授業中。
私はいつの間にか寝てしまっていたらしい。
…だって先生の授業つまんないんだもん。