愛しのSuper Star 〜運は天から降ってくる


ちょうど彼を見ていた私と振り返った彼の視線は綺麗に交わり、バッチリと目があってしまった。


とは言っても彼の瞳は分厚いレンズと前髪に隠されてるから、あんまり見えないんだけど…。


でも見ていたことが彼にバレ、なんだかバツが悪くなった私は、ふいっと目をそらした。


でもその行動が逆に不自然だと気づき、なんだか頬が熱くなって来た。


な、なんだこれ…。



もう一度彼を見た時には、彼はもうドアの方に向けて歩きだしてしまっていた。


なんで振り向いたんだろう…。


< 30 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop