愛しのSuper Star 〜運は天から降ってくる


うちは見ての通り貧乏で、家賃をこれ以上削れないため生活費でギリギリまで節約するしかないのだ。



「お前今日何個?」


「俺?今日は…三個。すくね。」


「だっせ、俺五個〜。」


「うわ、うぜっ。まー昨日は俺のが多かったし。」


「まー負け犬は黙れって。」


この二人が何の話をしてるかって?


「は?ラブレターごときで偉そうにすんな。」


そう。ラブレターの数らしい…。


一日五個とかありえないだろ。私なんて今まで生きてきて一回ももらったことないって言うのに…。

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